お鼻はいつもグズグズ

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お鼻はいつもグズグズ

テッシュが欠かせません 日々思った事を書きます

マヌルネコ

もっちり むっちり おねこさま

 ある日のYahooニュースで わたしは 衝撃を受けました。



 “神戸市立王子動物園(同市灘区王子町3)で飼育されていた雌のマヌルネコ、ペッキーが20日、心不全で死んだ。12歳4カ月で、国内の動物園飼育個体で最高齢だった”


                  ーー引用です。



 これは 2019年12月21日にでていたものです。


 そこそこ長いあいだ ねこ飼いをしているわたしは マヌルネコ なる存在をいっさい知らずに今まで 生きていました。



      マヌルネコってなにもの?



 よし、調べよーっと なりました。



ぱっとみ、ねこぽくない

 “ロシアやチベット、ネパールや中東にかけて棲息しているヤマネコの一種。

 「マヌル」はモンゴル語で「小さいヤマネコ」の意味。モウコヤマネコとも言う。

 体長は50~65cm程度で、首元のもふもふとした毛とぽってりして見える体躯が特徴。ネコの仲間では最も原始的な種であり、瞳孔は縦長にならず丸いまま収縮・拡大する。

 かつてペルシャ猫の祖先だと考えられていたこともあったが、現在は否定されている。(すべてのイエネコはリビアヤマネコの子孫という結論が出ているため) ”

                          ーー引用です。




  画像は、勝手にのせていいのかわかんなかったので やめときます。



 
 わたしの第一印象は、


 ねこぽくないな、なんか カピパラとねこを足して 半分に割ったみたい。


   でした。
 


 しかし よくよくみたら おめめと口もとが ニャンコだな。

 やべ、なんかかわいい……



 そうだよ、人類は 太古のむかしから、ねこに征服されていたんだ。


 わたしは 思いだしました。



でも 準絶滅危惧種

 マヌルネコちゃんたちは ざんねんなことに 準絶滅危惧種です。


 国内の動物園に 16匹しかいないそうな。


 しかも 雑菌に弱く、感染症にかかりやすい。


 見た目のワイルドさとは裏腹 繊細なニャンコ。


 飼育がとてもむずかしい。



     …………。



 準絶滅危惧種……。



 現時点では 絶滅の危険は少ないが、生息環境が がらりと変わると たちまち絶滅危惧種に移行してしまう。

    希少種。



ひとりの世界で かなわない ゆめをみる

 トキのように この世界から 消えてしまうのは かなしいです。


 日本 最後のトキは 仲間がすべていなくなってしまった 血の断たれた大地で、

 ただひとりになってしまった世界で なにをみて おわりをむかえたのでしょうか。



 きっと お空を自由に 仲間たちと飛びまわるゆめをみたのでしょう。



 その身は 標本として保存されていますが、それは望んでいたことでしょうか。

 きっと、自分たちの子孫が はての時間をついでゆく ことを望んだと思います。





 マヌルネコちゃんたちも どうか ずっといてほしいです。